肘を曲げると手がしびれる?回内筋症候群とは

肘を曲げると手がしびれる?回内筋症候群とは

肘を曲げたり、腕をひねったりしたときに、手や指にしびれを感じることはありませんか?

その症状は「回内筋症候群」が関係している可能性があります。

回内筋症候群とは?

回内筋症候群とは、前腕にある回内筋の周辺で、正中神経が圧迫されたり刺激されたりすることで起こる症状です。

まずは、回内筋と正中神経について説明します。

回内筋とは?

回内筋は、肘から手首にかけての前腕にある筋肉で、主に円回内筋と方形回内筋があります。

特に円回内筋は、肘の内側付近から前腕に向かって走っており、手のひらを下に向けるように前腕を内側へひねる動作(回内運動)に働きます。

例えば、ドアノブを回す、タオルを絞る、手のひらを下に向けるといった動作で使われる筋肉です。

この筋肉を繰り返し使ったり、過度に負担がかかったりすると、筋肉の緊張や周辺組織への負担につながることがあります。

正中神経とは?

正中神経は、首から出る神経が集まってでき、肩から腕、肘、前腕を通って手先まで伸びている神経です。

手首や指を曲げる筋肉の一部、親指の付け根にある筋肉などを動かす働きと、手の感覚を脳に伝える働きを担っています。

主に親指、人差し指、中指、薬指の親指側半分の感覚に関係しています。

正中神経は肘の内側付近から前腕に入り、円回内筋の2つの筋頭の間を通過します。

そのため、回内筋周辺で神経が圧迫されたり刺激されたりすると、手のひらや指先にしびれや痛みが現れることがあります。

どのような症状が出るの?

主な症状には、次のようなものがあります。

① 肘から前腕にかけての痛みやだるさ

② 手のひらや親指、人差し指、中指などのしびれ

③ 腕を内側にひねる動作で違和感が出る

④ 物を握る動作で疲れやすい

⑤ 手作業を続けると症状が強くなる

特に、家事やパソコン作業、重い物を持つ作業など、腕を繰り返し使う方に起こることがあります。

原因は?

前腕を繰り返しひねる動作や、強く握る動作などによって、回内筋周辺に負担がかかることが一因とされています。

また、肘や前腕の筋肉の使いすぎによって、神経に負担がかかる場合もあります。

整体での施術について

当院では、お身体の状態を確認しながら、肘や前腕だけでなく、肩や肩甲骨周辺の筋肉や関節の動きも確認していきます。

前腕や肘周辺の筋肉の緊張をケアするとともに、肩や肩甲骨周辺の筋肉をほぐし、腕全体の動きを整えていきます。

また、肘や手首の関節の動きも確認し、日常生活で負担がかかりにくい身体づくりをサポートします。

お一人おひとりのお身体の状態に合わせて、無理のない施術を心がけています。

日常生活で気をつけたいこと

① 腕を使いすぎないようにする

② 長時間同じ姿勢を続けない

③ 痛みやしびれが出る動作を控える

④ 無理に腕をひねったり、強くストレッチしたりしない

まとめ

肘や前腕の痛み、手のしびれは、筋肉や神経への負担が関係している場合があります。

肘や腕、手のしびれなどでお悩みの方は、お気軽に当院へご相談ください。