皆さんは、肘を曲げていると小指や薬指がしびれたり、肘の内側に違和感を感じたりすることはありませんか?
その症状は「肘部管症候群」かもしれません。
■ 肘部管症候群とは?
肘部管症候群とは、肘の内側にある「肘部管」という狭い通り道で、尺骨神経(しゃっこつしんけい)が圧迫されたり、引っ張られたりすることで起こる神経の障害です。
尺骨神経は、小指や薬指の一部の感覚、手の細かな動きに関わる大切な神経です。
そのため、神経に負担がかかると、主に小指や薬指にしびれや感覚の鈍さが現れることがあります。
■ こんなときにしびれが出やすい!
肘部管症候群は、肘を深く曲げたり、肘の内側を圧迫したりすることで症状が出やすくなることがあります。
例えば、次のようなシチュエーションに心当たりはありませんか?
① スマートフォンを長時間操作しているとき
② 電話を耳に当てて肘を曲げ続けているとき
③ デスクワークで肘を机についているとき
④ 頭を洗っているとき
⑤ ドライヤーをかけているとき
このような動作を続けることで、肘の内側を通る神経に負担がかかり、しびれにつながる場合があります。
■ 主な症状
肘部管症候群では、次のような症状が見られます。
① 小指や薬指にしびれが出る
② 肘の内側に痛みや違和感がある
③ 肘を長時間曲げていると症状が強くなる
④ 手に力が入りにくくなる
⑤ 指先を使った細かな作業がしづらくなる
症状が進行すると、手の筋肉が痩せたり、指を動かしにくくなったりする場合もあります。
■ 日常生活で気をつけたいこと
日常生活では、肘への負担を減らすことが大切です。
① 肘を長時間曲げ続けない
② 肘の内側を硬い場所に押しつけない
③ スマートフォンの長時間使用を控える
④ デスクワーク中は姿勢や腕の位置を見直す
⑤ 就寝時は肘を深く曲げすぎないようにする
普段何気なく行っている動作を少し意識するだけでも、肘への負担を減らすことにつながります。
■ 整体でできる身体のケア
肘部管症候群では、肘だけでなく、肩や手首など周辺の筋肉の緊張や身体の使い方にも目を向けることが大切です。
当院では、お身体の状態を確認しながら、肩や腕周辺の筋肉を優しくほぐし、身体全体のバランスを整えるケアを行っています。
■ 早めのケアが大切です!
小指や薬指のしびれは、日常生活の中で見過ごしてしまいがちな症状です。
「少ししびれるだけだから」と放置せず、身体からのサインに早めに気づくことが大切です。
気になる症状がある方は、無理をせず、ご自身の身体を大切にしていきましょう!


