変形性膝関節症の原因と対策

変形性膝関節症の原因と対策

「歩き始めると膝が痛い」「階段の上り下りがつらい」「立ち上がるときに膝が痛む」など、膝の痛みでお悩みではありませんか?

その症状には、変形性膝関節症が関係している可能性があります。

変形性膝関節症とは?

変形性膝関節症は、膝関節の変形によって、痛みや動かしにくさが生じる疾患です。

ここでいう変形とは、膝関節の軟骨がすり減ることで、関節のすき間が狭くなったり、軟骨の下にある骨に負担がかかって骨が硬くなったり、骨の端に「骨棘(こつきょく)」と呼ばれる骨の出っ張りができたりすることを指します。

さらに症状が進行すると、膝関節の内側に負担が集中し、膝の軸が変化することで、いわゆるO脚のような状態がみられることもあります。

ただし、「変形がある=必ず強い痛みがある」というわけではありません。

画像検査で変形が確認されても、痛みが少ない方もいれば、変形がそれほど強くなくても痛みを感じる方もいます。

そのため、膝の状態を確認するときは、画像だけで判断するのではなく、痛みの程度や膝の動き、筋肉の状態、歩き方などを総合的に確認することが大切です。

変形性膝関節症は特に中高年の方に多く、加齢とともに増える傾向があります。

初期には、次のような症状がみられることがあります。

歩き始めや立ち上がりで膝が痛む
階段の上り下りで痛みを感じる
正座やしゃがむ動作がつらい
膝がこわばる、動かしにくい
膝が腫れたり、膝に水がたまる

「少し休めば痛みが治まるから」と放置してしまう方もいますが、症状が続く場合は早めに状態を確認することが大切です。

膝の痛みは「膝だけ」が原因ではない?

膝が痛いと、「膝そのものに問題がある」と考えがちです。

しかし、歩き方や姿勢、股関節・足首の動き、太ももの筋肉の状態なども、膝への負担に関係しています。

例えば、股関節や足首の動きが硬くなると、歩行や階段の動作で膝が必要以上に負担を受けることがあります。

そのため、膝だけを見るのではなく、身体全体のバランスや動きを確認することが重要です。

変形性膝関節症の方が意識したいこと

膝への負担を減らすためには、日常生活での身体の使い方を見直すことも大切です。

長時間同じ姿勢を続けない
無理のない範囲で身体を動かす
太ももやお尻の筋肉を適切に使う
体重が気になる場合は適正体重を意識する
痛みを我慢して無理に運動しない

症状や身体の状態には個人差があるため、無理なく続けられる方法を選びましょう。

整体院でできる身体のケア

整体院では、膝の状態だけでなく、骨盤・股関節・足首・太ももなど身体全体の動きを確認します。

膝に負担がかかっている原因を考えながら、筋肉の緊張を整えたり、身体の動きを確認したりすることで、日常生活で膝にかかる負担を減らせるようサポートします。

また、ご自宅でできるストレッチや運動、姿勢についてもアドバイスします。

膝の痛みを放置しないことが大切

膝の痛みを感じたときは、無理をして我慢し続けないことも大切です。

「年齢のせいだから仕方ない」と諦めず、膝の痛みや違和感が気になったら、早めに身体の状態を確認しましょう。

いつまでも自分の足で歩き続けるために、今できる身体のケアから始めてみませんか?