「歩き始めると膝が痛い」「階段の上り下りがつらい」「立ち上がるときに膝が痛む」など、膝の痛みでお悩みではありませんか?
その症状には、変形性膝関節症が関係している可能性があります。
変形性膝関節症とは?
変形性膝関節症は、膝関節の変形によって、痛みや動かしにくさが生じる疾患です。
ここでいう変形とは、膝関節の軟骨がすり減ることで、関節のすき間が狭くなったり、軟骨の下にある骨に負担がかかって骨が硬くなったり、骨の端に「骨棘(こつきょく)」と呼ばれる骨の出っ張りができたりすることを指します。
さらに症状が進行すると、膝関節の内側に負担が集中し、膝の軸が変化することで、いわゆるO脚のような状態がみられることもあります。
ただし、「変形がある=必ず強い痛みがある」というわけではありません。
画像検査で変形が確認されても、痛みが少ない方もいれば、変形がそれほど強くなくても痛みを感じる方もいます。
そのため、膝の状態を確認するときは、画像だけで判断するのではなく、痛みの程度や膝の動き、筋肉の状態、歩き方などを総合的に確認することが大切です。
変形性膝関節症は特に中高年の方に多く、加齢とともに増える傾向があります。
初期には、次のような症状がみられることがあります。
① 歩き始めや立ち上がりで膝が痛む
② 階段の上り下りで痛みを感じる
③ 正座やしゃがむ動作がつらい
④ 膝がこわばる、動かしにくい
⑤ 膝が腫れたり、膝に水がたまる
「少し休めば痛みが治まるから」と放置してしまう方もいますが、症状が続く場合は早めに状態を確認することが大切です。
膝の痛みは「膝だけ」が原因ではない?
膝が痛いと、「膝そのものに問題がある」と考えがちです。
しかし、歩き方や姿勢、股関節・足首の動き、太ももの筋肉の状態なども、膝への負担に関係しています。
例えば、股関節や足首の動きが硬くなると、歩行や階段の動作で膝が必要以上に負担を受けることがあります。
そのため、膝だけを見るのではなく、身体全体のバランスや動きを確認することが重要です。
変形性膝関節症の方が意識したいこと
膝への負担を減らすためには、日常生活での身体の使い方を見直すことも大切です。
① 長時間同じ姿勢を続けない
② 無理のない範囲で身体を動かす
③ 太ももやお尻の筋肉を適切に使う
④ 体重が気になる場合は適正体重を意識する
⑤ 痛みを我慢して無理に運動しない
症状や身体の状態には個人差があるため、無理なく続けられる方法を選びましょう。
整体院でできる身体のケア
整体院では、膝の状態だけでなく、骨盤・股関節・足首・太ももなど身体全体の動きを確認します。
膝に負担がかかっている原因を考えながら、筋肉の緊張を整えたり、身体の動きを確認したりすることで、日常生活で膝にかかる負担を減らせるようサポートします。
また、ご自宅でできるストレッチや運動、姿勢についてもアドバイスします。
膝の痛みを放置しないことが大切
膝の痛みを感じたときは、無理をして我慢し続けないことも大切です。
「年齢のせいだから仕方ない」と諦めず、膝の痛みや違和感が気になったら、早めに身体の状態を確認しましょう。
いつまでも自分の足で歩き続けるために、今できる身体のケアから始めてみませんか?


