四十肩(肩関節周囲炎)は、40代前後から増えてくる肩の痛みや可動域制限を伴う症状です。
特にきっかけがないのに肩が痛み出し、「腕が上がらない」「後ろに手が回らない」「夜中にズキズキして眠れない」といったお悩みで来院される方が多くいらっしゃいます。
加齢に伴い、肩関節まわりの組織(関節包や腱、靭帯など)に炎症や癒着が起こることが主な原因とされています。
四十肩の進行ステージ
四十肩は一般的に、次の3つの段階をたどります。
① 急性期(炎症期)
痛みが強く、じっとしていてもズキズキすることがあります。
夜間痛が出やすいのも特徴です。
この時期に無理に動かすと、炎症が長引く可能性があります。
② 拘縮期
強い痛みは落ち着いてきますが、肩の動きが悪くなります。
「腕が上がらない」「エプロンのひもが結べない」など、日常動作に支障が出やすい時期です。
③ 回復期
少しずつ可動域が戻り、痛みも軽減していきます。
ただし、適切なケアを行わないと回復までに時間がかかることもあります。
整体からみた四十肩の原因
整体では肩だけでなく、首・背中・肩甲骨・骨盤など全身のバランスを確認します。
デスクワークやスマートフォンの使用で猫背姿勢が続くと、肩甲骨の動きが悪くなり、肩関節に負担が集中します。
その結果、炎症が起こりやすい状態になるのです。
肩の痛みは「結果」であり、その背景には姿勢不良や筋肉のアンバランスが隠れていることも少なくありません。
当院での施術アプローチ
痛みの強い急性期には、周囲の筋肉の緊張をやさしく緩め、血流を促す施術を中心に行います。
拘縮期には、肩甲骨や胸郭の可動性を高める調整を行い、日常でできるセルフケアやストレッチも丁寧にお伝えします。
ご自身で正しく体を動かせるようになることが、回復への近道です。
早めのケアが大切です
四十肩は「そのうち治る」と言われることもありますが、放置すると1年以上かかる場合もあります。
また、痛みをかばうことで反対側の肩や首、腰に負担が広がることもあります。
「最近、肩が上がりにくい」「服を着る動作がつらい」と感じたら、それは体からのサインです。
我慢せず、お気軽にご相談ください。
快適な日常生活を取り戻せるよう、しっかりサポートいたします。


