冷たい飲み物で体が固まる仕組み

冷たい飲み物で体が固まる仕組み

冬になると、何となく体が重い、肩や背中がガチガチ、朝から疲れが抜けない…。

実はその不調、冷たい飲み物による内臓の冷えが関係している事があります。

冬はもともと気温が低く、体は熱を逃がさないよう血管を収縮させています。

そこへ冷たい飲み物が入ると胃腸がさらに冷やされ、体の内側から血流が低下します。

この“内側の冷え”が、筋肉の緊張を強め体を固まりやすくします。

なぜ冷たい飲み物で体が固まるのか

冷たいものが胃腸に入ると、体は防御反応として交感神経を優位にします。

交感神経が高まると、体は無意識に力が入りやすい“緊張モード”になります。

更に血流が悪くなる事で、筋肉に十分な酸素や栄養が届きにくくなり老廃物も滞りやすくなります。

その結果、筋肉は弾力を失いコリや張りとして現れてきます。

特に冬は寒さで肩をすくめやすく、背中も丸まりがちです。

そこに内臓の冷えが重なる事で、首・肩・背中・腰まで硬さが広がってしまいます。

冷えによって起こりやすい不調

① 首肩のコリが強くなる

血流低下と交感神経の緊張により、筋肉がゆるみにくくなります。

② 呼吸が浅くなる

お腹まわりが冷えると横隔膜の動きが悪くなり、呼吸が浅くなります。

③ 腰痛や骨盤の硬さ

内臓の冷えは骨盤周囲の筋肉を緊張させ、腰への負担を増やします。

④ 疲れが抜けにくい

血流が悪い状態では回復力が下がり「寝てもスッキリしない」状態が続きやすくなります。

【要注意】体が冷えている人がやりがちなNG行動

強く揉む、無理にストレッチをする、熱いお風呂に急に入る。

これらは一時的に楽になっても、体の防御反応を強め逆に硬さを助長する事があります。

体を固めないための正しい考え方

① 飲み物の温度を見直す

冬は常温や白湯、温かいお茶を選ぶだけでも内臓の負担は減ります。

② 内側から温める

腹巻きや湯たんぽなどでお腹を温めると、全身の緊張がゆるみやすくなります。

③ やさしく整える

強い刺激よりも、血流を促し自律神経を整えるアプローチが効果的です。

まとめ 冬の硬さは内側から始まる

体が固いのは、筋肉だけの問題ではありません。

内臓の冷えは「体を守ろう」とする反応のあらわれです。

不調を感じたら、外側だけでなく内側のアプローチも大切になります。

内側から温める習慣が、しなやかで疲れにくい体づくりにつながります。