何となく息が浅い、疲れが抜けにくい、姿勢が崩れてきた…。
そんな違和感をそのままにしている方も多いかもしれません。
実はその不調、肋骨の動きの悪さが関係している事があります。
肋骨は呼吸に合わせて広がったり閉じたりしながら、姿勢や体幹、内臓の働きまで支えているパーツです。
この肋骨がうまく動かなくなると、身体にはさまざまな影響が出てきます。
なぜ肋骨が動かなくなるのか
長時間のデスクワークやスマホ操作が続くと、自然と背中が丸まり、胸が縮こまった姿勢になります。
この状態が続く事で肋骨まわりの筋肉や関節が固まり、呼吸に合わせた動きが失われていきます。
浅い呼吸がクセになると、身体は常に緊張状態になりやすく回復力も低下していきます。
肋骨が動かないことで起こりやすい不調
① 呼吸が浅くなり、疲れやすい
肋骨が広がらないと肺が十分に膨らまず、酸素を取り込みにくくなります。
その結果、疲れやすさや集中力の低下を感じやすくなります。
② 猫背・巻き肩が強くなる
肋骨が固まると胸が開きにくくなり、姿勢が崩れやすくなります。
首や肩、背中に負担が集中し、慢性的なコリにつながります。
③ 腰痛や体幹の不安定さ
肋骨は腹筋や背筋、横隔膜と連動しています。
動きが悪くなると体幹がうまく使えず、腰への負担が増えやすくなります。
④ 自律神経の乱れ
呼吸が浅い状態が続くと、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
寝ても疲れが取れない、気持ちが落ち着かないといった症状が出る事もあります。
【要注意】肋骨が固い人がやりがちなNG行動
無理に胸を張る、強くストレッチをする、痛い部分を押し続ける。
これらは一時的に楽になったように感じても、かえって緊張を強めてしまう事があります。
肋骨の動きを取り戻すための正しい考え方
① 呼吸を見直す
まずは深く吸おうとするのではなく、
「ゆっくり吐く」事を意識するだけでも肋骨は動きやすくなります。
② 姿勢を整える
肋骨だけでなく、首・肩・骨盤とのバランスが重要です。
全身のつながりを整える事が、結果的に肋骨の動き改善につながります。
③ やさしく緩めるケアを選ぶ
強い刺激ではなく、身体の緊張をほどきながら動きを引き出すアプローチが効果的です。
まとめ 肋骨の硬さは身体からのサイン
肋骨が動かない状態は「身体がうまく呼吸できていない」というサインかもしれません。
呼吸が浅い、姿勢が崩れる、疲れが抜けない…。
そんな不調を感じたときは、筋肉や関節だけでなく、肋骨の動きにも目を向けてみてください。
身体の内側から整える事が、不調を繰り返さない為の一歩になります。


